ダイヤモンドリリーの名の通り、ラメのようなキラキラした光沢の花弁が魅力の植物です。切り花にしても花持ちが良く、長く楽しむことができます。
栽培カレンダー
植え付け
①用土
過湿に弱いため、小粒の赤玉土に砂を加えるなど排水の良い用土に植え付けます。肥料は特に必要ありません。
②植え付け場所
日当たりが良い場所を好みます。ボーデニー、クリスパなどは耐寒性があり関東以西では露地に植えっぱなしでも毎年咲きますが、サルニエンシスは耐寒性が弱いため、鉢植えにして冬は霜に当たらない場所に移した方が良いでしょう。
③植えつけ方
鉢植えの場合
4号鉢位に1球を目安とし、球根の先が見える位の浅植えで植え込みます。
地植えの場合
植え付け間隔は10~15cm位とします。
管理方法
・水やり
過湿に弱く、球根が腐ることがあるため、特に植え付け直後と夏の休眠期は乾かし気味に管理します。芽や葉が出てきた後は、土の表面が乾いていたら控え目に水やりをします。
・肥料
特に必要としません。花後にお礼肥として化成肥料を少々施してもよいです。
・花後の管理
花後は速やかに花がらを摘み取ります。その後、葉の成長時に光合成を行い球根に養分を貯蔵しますので、葉は刈ったりしないようにしてください。3、4年は植えっぱなしで毎年楽しめます。分球した球根が詰まってきたら夏の休眠期に株分けします。