切花で人気のすっきりとした花形が魅力的です。 カラーには水辺を好む宿根性(湿地性)のものと比較的乾燥を好む球根性(畑地性)のカラーがあります。 色彩が豊富で鉢植えでも作りやすく、鉢花としてもよく利用されます。
栽培カレンダー
植え付け
①用土
土質は特に選びませんが、水はけのよい土が適しています。
鉢植えの場合は、赤玉土(小粒)7 腐葉土3を混ぜたものや市販の「花の土」を利用します。
②植え付け場所・置き場所
日当たりの良い場所を好みます。
寒さに少し弱いので寒冷地では鉢植えをおすすめします。葉が枯れた後は水やりをやめて鉢が凍らないうちに取り込んで越冬させます。※冬季の水やりは不要で、乾燥気味に管理します。
③植え付け方
鉢植えの場合
4~5号鉢(直径12~15cm)に1球を目安として球根が隠れるくらいの深さに植えこみます。
庭植えの場合
植え付け間隔は20cmくらい、深さは球根が3~6cmくらいの深さで植えつけます。
管理方法
水やり
加湿には注意し、水やりは土の表面が乾いたら与えます。
特に鉢植えの場合、長雨にさらさないように軒下に入れた方がよいでしょう。
肥料
植え付け時に元肥として緩効性肥料を少量与えます。
追肥は生育期に1月あたり2~3回液肥を薄めたものや月に1回程度粒状肥料を与えてやるとよいでしょう。
防寒
冬季は防寒が必要で、東北以北や日本海積雪地帯・高冷地では秋に掘り上げて球根が凍らないようにおがくずにくるみ屋内で保管するとよいでしょう。