10月19日(金)、奈良市法蓮町の 奈良育英小学校 様にご協力いただき、1・2・3年生の子どもたち37名を対象とした「はなともワークショップ」を開催しました。
● 花育プロジェクト はなとも とは・・・?
自然とふれあう機会が少なくなりつつある今日、多くの人々に、花をもっと身近に感じてほしい。 そして「育てる」経験を通じて、子どもたちに豊かな心を育んでほしい。
そんな思いから、この度 「花育プロジェクト はなとも」 を立ち上げました。現在、親子や子ども向けの球根植え体験ワークショップを企画しています。
ワークショップの前半は、教室にてスタッフによる「チューリップクイズ」と「球根のしくみ」を説明しました。
「今まで、学校やお家でなにを育てたことがあるかな?」
という質問に、予想以上にたくさんの答えが出てきてびっくり!
アサガオ、ヒマワリ、フリージア、花だけでなくトマトやカボチャなど野菜もたくさん・・・
ふだんから花や緑に親しんでいると知り、うれしくなりました。
でも、チューリップといってもいろんな花の色・咲き方があることや、じつは球根だけではなく「種もできる」ということを知って、そうなんや~!と驚きの声もあがっていました。
チューリップのこと、詳しくなれたかな?
後半はいよいよ実践です。
今回はチューリップ3球とムスカリ5球の寄せ植えに挑戦。
一人一人の名前を書いてもらった鉢に、球根を植付していきます。
土は、ぎゅっと押すんじゃなくて、球根が過ごしやすように、ふかふかにしておこうね。
最後は土全体に浸透するまでしっかりと水をあげて、終了!
先生方のお力添えもいただき、無事にワークショップを終えることができました。本当にありがとうございました。
しかし、ここからが本番です。
これから半年かけて、球根とともに、子どもたちもどんどん成長していくことでしょう。
春になって花が咲く頃には、入学式。
まだ顔も知らないけれど、新しい仲間となる新1年生たちを花いっぱいの学校でお祝いできたら、きっと喜んでもらえるはず。
「誰かのために」という想いをこめて育てる。その経験を通じて、子どもたちにやさしい心を育んでいってほしい。
私たちスタッフも、子どもたちとふれあうことで新たに学ぶことが多くあり、こうした活動の必要性を再確認しました。
今後も 花育プロジェクト はなとも の活動は、当ブログで随時報告していきます。みなさまにも関心を持っていただければ幸いです。