ところが、花の周りにある葉のなんとシャープなこと。これでは徳川家もびっくりです。
どうでしょう。ようやく葵らしい葉が見えて来ました。
ところが、花の周りにある葉のなんとシャープなこと。これでは徳川家もびっくりです。
どうでしょう。ようやく葵らしい葉が見えて来ました。
イエローハーモニー 手入れ後↓↓↓
イエローハーモニー発芽↓↓↓
ちなみに梅雨時期に株の中が、蒸れてしまった時も、同様です。
ムレてしまったままの状態を放置すると、カビや菌の温床になってしまい、枯れてしまう原因になります。
バッサリ切り戻す勇気も必要です。かえって植物には良い効果が期待できます。
最後に冬の管理にいちばん重要なことですが、ポット内で回ってしまった根を取り除き新しく根が発育する環境を整えます。
根の量を約半分くらいまでカットして鉢底に新しい土を入れるだけでOKです。
その時鉢植えの表面の土を削って雑草や雑草の種子、コケなどをとるとさらに良くなります。
富士見農場
昨年植え込んだアネモネが早くも花を咲かせていました。
アネモネの植え付けは、他の球根植物と違い、いきなり土に植えるのではなく、植え付ける前に一度水分を与え球根をふやかします。具体的には、ピートモス、脱脂綿、キッチンペーパー等に水を吸わせ、球根を包み込み暗く涼しい場所で一晩寝かします。そうすると球根が水分を吸い、ふっくらとします。
球根をそのまま植え、たっぷり水を遣ると、腐敗してしまう場合があるので、注意して下さい。
あと、アネモネの植え方で、よく聞かれるのが球根の上下です。ピラミット型の球根で平べったい面が上、とがってる方が下です。
アネモネの花はとても綺麗なので、今年 植えられなかった方も、次回ぜひ試してみてください。
今年のチューリップ第一弾が見頃です。
「なばなの里」の中にあるベゴニアガーデン( http://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/area/begonia.html/ )にて展示されています。
なぜこの冬の時期にチューリップが咲いているのか?
その理由は2つあります。
1つ目は、『暖かい温室内で栽培されているから』です。そして2つ目は、『冷蔵処理をされた球根を使用しているから』です。
チューリップの球根は春の暖かさの中で生長しますが、ここで一つ疑問が出てきます。
チューリップを植える秋の気温は春の気温とあまり変わりありませんが、秋にチューリップが生長する事はありません。これは何故なのか?という疑問です。その疑問に対する答えはこうです。それはチューリップの球根が『冬(寒さ)を感じていないから』です。冬(寒さ)を感じた後であれば春(暖かさ)を感じて生長する事が出来ます。そのため、冬(寒さ)を感じていないチューリップは秋(暖かさ)に間違って芽を伸ばす事はありません。これはチューリップに限った事ではなく、水仙やヒヤシンス等の多くの秋植え球根(春咲き球根)に共通しています。では何故このような仕組みを持っているのかという事についてはまた別の機会があれば…。
詳しく知りたい方は、ベゴニアガーデンガイドツアー( http://www.nagashima-onsen.co.jp/page.jsp?id=16769 )にぜひ参加してみて下さい。
今年も12月に入り、いよいよ慌ただしくなってきました。
年末年始の飾りつけに欠かせない切り花、これに使われる草花はいくつかありますが、今回は『鉄砲百合(テッポウユリ)』をご紹介します。
切り花として流通している鉄砲百合の殆どは⽩⾊の品種で、その中でも代表的な品種が『⽇の本(ひのもと)』です。そしてこの 日の本 切り花の主⼒産地として⾼知県があります。
生産者は年末の切り花出荷に向け、暑い真夏から準備をしています。
6月~7月にかけて納品された球根は、そのまま植えたのでは来年の初夏まで花は咲きません。しかし特別な処理をする事で、早ければ10月頃から花を咲かせる事が可能となり、切り花として市場に出荷されます。この『特別な処理』が本当に大変な作業で、生産者の皆様には脱帽です。
その努力の結晶として出荷された 日の本 ですが、その姿から何とも言えない『可憐さ』『清潔さ』『凛とした強さ』を感じるのは私だけでしょうか?とてもさわやかな香りで、花瓶に挿して部屋に飾ると清々しい気持ちになります。
実はこの鉄砲百合 日の本 は、世界的にみても鹿児島県にある沖永良部島だけで生産されている超限定的な品種なのです。これについてはまた紹介したいと思います。
(出荷を待つ鉄砲百合 日の本)
ガラス瓶を横にしてコケリウムを作成。
スナゴケが瓶の中に差し込む光と調和して、幻想的な雰囲気です。