お庭の植物が少し混んできたのでリフレッシュしていると、スタッフの一人に聞かれました。
「ヘリオプシスとヘリアンサスの違いって何ですか?」
ベテランスタッフの人と一緒に一瞬困ってしまった質問ですが、確かに明確に答えられません。
とある国営放送の5歳の女の子に怒られてしまいそうな雰囲気になってしまいましたが、頑張って調べました。
いい勉強になりました。
ヘリオプシス属は日本語で言い直せば「ヒマワリモドキ」対してヘリアンサスは「キクイモモドキ」
花は両方とも可愛らしい黄色い夏の花なので、宿根ヒマワリと言いたくなりますが、属名でだいぶ イメージに違いがありました。
ではどこが「キクイモモドキ」で違うのでしょう。
その答えは根っこを見ると一目瞭然でした。
「ヘリアンサス レモンクイーン」
「ヘリオプシス サマーナイト」
親株から子世代に株が大きくなっていく過程で、こんなに違いがありました。
確かに「ヘリアンサス」は根から地下を通って新芽が伸びていく様子が、イモ類のようです。
対して「ヘリオプシス」みなさんがイメージしている宿根草の冬姿に一番近いのでは無いでしょうか。
来年の新芽は株元にあります。
せっかくなので他の植物も見てみました。
「アエゴポニウム」
地面を掘るとこんな感じですが、わかりずらいので根を洗ってみます。
地下茎の綺麗なつながり。
宿根草の根っこの形が様々なので、混んできた植物たちを少しリフレッシュ作業をする際、普段見れない地下の様子も楽しんでみてください。
富士見農場